「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

しかし、一番好きなレッドフードはジェイソン・トッド/『グリム・アベンジャーズ』

正直、B級的な物を期待してた。期待通りだった。 

グリム・アベンジャーズ [DVD]

グリム・アベンジャーズ [DVD]

 

 めでたしめでたしを迎えた後のおとぎ話の世界。王子と結婚して王妃となった白雪姫とが治める王国で、ルンペルシュティルツヒェンが反乱を起こした。魔法の鏡を使って現実世界のアメリカにとワープしたルンペルシュティルツヒェンと王妃白雪姫を追って、他のヒロインたちもアメリカへとワープする。しかし、すでにルンペルシュティルツヒェンは現実世界で市長として権力を手にしていたのだ、ってところから始まるお話。

おとぎ話のヒロインが現実世界を舞台にアクションしたりするところは面白いけど、そこだけかなぁ。あと、きれいなお姉さんたちがバトルしてるってぐらいが良い点かなぁ。

全体的に雑な作りである。こういうのを期待してたからいいけどね!

まず、後から白雪姫を追いかけていくヒロインズは、赤ずきん以外いまいち個性立ってないぞ問題。衣装とか能力とかで個性があるようには描かれているんだけども、コスチェンジするし、名前を呼ばないわで、途中まで固有グラのモブぐらいの存在感。見れば分かるのもいるけど、わからない人もいるし、ちゃんとキャラクターを立たせようよ、とか思ってしまう。まぁ、後半からようやく個性が見えてくるんだけども、3人いたけども2人だけでもよかったぐらい。

まぁ、他にもオオカミ要素の少ないオオカミとか色々あった。一度見たらそれで満足な映画でありました。こういうやつを見たかったので大正だ。

オオカミ絶対殺すウーマンもとい赤ずきん。彼女ほんとに再読から最後まで引っ掻き回しただけだったな。

ほんとだゴジラだわ/『伊福部昭/ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲 第1楽章』

休日なので遅く起きて、ダラダラとご飯食べながらテレビつけたら『題名のない音楽会』が始まったので驚く。再放送かと思ったけども、放送時間が変わったのか。

www.tv-asahi.co.jp

本日のプログラムの作曲者の一人が「伊福部昭」。何処かで見覚えがあるような文字だと思ったら、あのゴジラの曲とかを作った作曲者さんであるそう。プログラムの「ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲」第1楽章からの抜粋も実にゴジラの曲だった。公式HPにもサンプルがあるけれども、ほんとに一部である。なので、youtubeとかで曲を探してみるも見当たらねぇ。ゴジラとか怪獣大戦争とかならいっぱいあるんだけどなー。

 


トロッタの会『協奏風狂詩曲 第一楽章』

Youtubeで探して、一番ゴジラっぽい要素がある動画がこれかな?7:00~8:00前後がとってもゴジラっぽい。他の曲聞いても和音とか、音の上がり方とかにゴジラのしっぽがちらほらしてる。

それと、井上道義さんて、アヒル飼ってたの。わざわざプロフィールに書いてあるとか有名なの?

随所でヴィクトリアンしてる/『シャーロック・ホームズの冒険』第2話

推理がないと死んでしまうマグロの親戚みたいなもんなんだろな。

#2 踊る人形(字幕版)

#2 踊る人形(字幕版)

 

原題タイトルは 「THE DANCING MEN」。邦題の「踊る人形」とはちょっと趣が違うなぁ。「人形たち」と「男たち」では不気味さが大分変わらないか?

字幕で鑑賞。随分と端折られてる単語があるなぁ、とか思うけども、見る情報と聴く情報との違いだし仕方ないのか。

これもシャーロック・ホームズの基本中の基本で、シャーロキアン検定初段にも満たないほどの超有名エピソードだと思うので、お話について語るべきことも無いでしょう。

そういや、小学生の時この話を読んで「中学生になって英語をお勉強したら暗号の仕組みが今よりも分かるのかしら」とワクワクしたんだけども、全くそんなことなかったよ。英語の文法とかスペルとか全く相変わらずだ。

サヴォナローラ「えっちなのはいけないと思います!」/『森田義之/メディチ家』

あと、どうでもいいこととしては、「ハプスブルグDNA強すぎだろ!」というのも感じました。

メディチ家 (講談社現代新書)

メディチ家 (講談社現代新書)

 

本棚の見直しのために再読。新書としては厚めの部類だが、一冊でメディチ家の歴史を勃興から終焉までが追える良い本だと思う。何度かの引っ越しでも残ってるだけあるわ。この先も本棚にいてもらおう。

ヨーロッパの人名によくある同名の親戚とか、馴染みのない名前に混乱しそうになるけれども、巻末に家系図と年表を頼りにすればなんとか行ける。気にせずに読み進めてもそれなりに面白いとは思うけども、私は何度も家系図見まくった。カテリーナ・スフォルツァとかいう有名人もメディチ家に関わっているのが分かったりするし、家系図は良いものだ。とはいえ、何度か「何人いるんだ?ジョヴァンニとロレンツォ!」と叫びたくなったりもした。

作者の森田義之氏がルネサンス美術の研究者であるためか、その時々のメディチ家の当主の行った「パトロネージ」、「パトロン活動」のことを必ず描いている。お陰で美術史なのかという気もするけども、パトロン活動のための資金からメディチ家の財政や、どのような活動を支援するかで当主の好みや人となりとかが見えてくるので、こういう見方も面白いアプローチだし、この本を面白くしている要因だろう。まぁ、その分他の歴史系の本に比べると政経とか面が弱めの気もするが、メディチフィレンツェルネサンスと切っても切れないものだから仕方がないね。

やったね、権現様より高いよ!/『ブシメシ! 2』第2話

初っ端から売られてしまったというか、ドナドナされた所から始まった第2話。

「味噌にぎり食べてミソ」というサブタイトル。あれ?割りと普通というか、時代劇らしくなさが足りないぞ。ちょっと楽しい時代劇ぐらい程度のインパクトだ?そんなタイトル絡みの今回のメニューは味噌味の焼きおにぎりである。しかもピリ辛で、絶対美味い奴や。

殿から秘密の任務を任された伴四郎さんが密書を探すよ。そんなお話の筋が見えてきた程度であまりお話が見えず、今回はキャラクターの紹介回みたいな感じである。というか、前シリーズは1話1話で完結してたけども、今回は数話に渡って一つのお話をやってるので受ける印象が違う。

頼れる姉御肌なお菊さんに、でしゃばる叔父上とかの相変わらず人々が相変わらずなのにホッとしつつ、南海藩の新しい面子にが気になったりと、良かったんじゃないかしら?密書絡みの陰謀を予感させつつも、お得意とも言うべき人情噺でまとめていたし。

このドラマ、瀬戸康史の出す情けない声。この上なく上手いなぁ。来週もこの声聴くために見ようっと。

エクセルのしましまにするヤツとちょっとした応用

日記と愚痴もカネて、ちょっと毛色の違う日記。

ちょっぴりVBAが使えることがバレたら、なんか最近お仕事でよく使うようになったでござる。中小だから、大きなお金かけてシステム導入とか踏み切れないもんね。導入しても利用する人のほとんどがワタクシの親と同じぐらいの年でガラケーユーザーが多いしね(諦めた顔)

 そういうわけで、エクセルをちょっと見やすくするあのしましま。

f:id:naruka310:20180116211336j:plain

こういうの。出し方としては[条件付き書式]→[新しいルール] →[数式を使用して、書式設定するセルを決定] をして、以下の数式を入力すれば出る。

=MOD(ROW(),2)=0

「ROW」を「COLUMN」に すれば列をしましまに出来るので、大きな表を扱うときとか扱いやすくなって便利。

 

で、ここからちょっと応用してみる。

しましまにするために使っている関数「MOD」。これは「割り算のあまり」を出す関数なのである。試しに「=MOD(11,3)」とか適当なセルに入れると「2」が返ってくるから。そんな関数を利用して、先の「MOD(ROW(),2)=0」「2で割るとあまりが0になる行数」、つまり「2n」の行を指定するのだ。

てことで、3行ごとのしましまにしたい時はこうする。

 =MOD(ROW(),3)=0

f:id:naruka310:20180116211342j:plain

 3n行目にしまが入るわけである。

使い勝手とか考えると、1、4、7行目にしまが入っていたりするほうが便利な時もある。下のみたいなの。

f:id:naruka310:20180116211349j:plain

この場合はこう入力。

 =MOD(ROW(),3)=1

「3で割るとあまりが1になる行数」を指定。1,4,7...てか「3n+1」行目ごとに塗りつぶしたりできるのでこれまたちょっと便利。最初のしましまも塗りつぶす行と塗りつぶさない行を反転させることが出来る。

そんな、MODの構造が理解できたら、こんなのもう一つやってみる。

f:id:naruka310:20180116213723j:plain

今度は「5n+1」行目と「5n+2」行目を塗りつぶすパターン。

=(MOD(ROW(),5)=1)+(MOD(ROW(),5)=2)

もうちょっとすっきりとした書き方無いもんかとは思うけども、仕事でちょこちょこと使って、規則的に罫線とか塗りつぶしして見やすくする程度なのでこれぐらいわかれば十分である。

もうちょっと良い環境で他にも関数ある程度理解できる人いたら、もっと便利なのとか考えたいとは思うけど、メンテとか考えたらできるだけシンプルにやっていきたい。

さっそく見続けるか迷う/『西郷どん』第2話

ここ数年の歴オタも満足な流れは幻だったのかな?

そんな気すらした第2話。まだ方向性が見えてだけなのかもしれない。

なんか、随分現代人フィルタがかかってるなぁと思わざるをえない西郷さんであった。実に農民に優しい西郷さんだけども、それなりにそう考えるようになるよう土台は作ってあったけど、それでも都合良すぎというかなんというか。

それ以上に都合良すぎなのが、斉彬公に会えばなんとかなる!と思っている件。辞めて、私のトラウマ・江が蘇るじゃないか。今回は幸いにしてそのパターンではなかったけれども、そう思ってるあたりが悪い意味で従来どおりの大河になるのかな?とか一抹の不安を感じなくもない。

とはいえ、何よりちゃんと筋が通った上で面白いかどうかだよなぁ。今回の史実ではいないはずの斉彬公との出会いとか、長い目で見て話が面白くて西郷さんのキャラクター付けに大きく関わった出来事だと納得できれば、「素敵な演出だ」と思えって、長い目で見て面白くないし、キャラクターとか主張がブレッブレ(途中で変わるにしても変えるだけの動機づけしないと)だったりすると、「最初から最後まで適当付加してたな」とかそう思うんだろうな。まぁ、こういう現象は大河に限った話ではないけど。

スパイ+カウボーイ=すっごいカッコイイ/『キングスマン:ゴールデン・サークル』

見てきちゃったのだ。道路状態はともかく、天気が良いなら映画館に行くほかなかったのだ。前作『キングスマン』を見てしまったらそうなるよね。

ちなみに、前作の感想文は以下。 

naruka.hateblo.jp

 あらすじに関しては、コレ書いてる時点でもうWikipediaに詳細なのが上がってるからそれを見たら良いと思う。そして、作品を見るのだ。前作が楽しかったら絶対楽しいはずだ。

おまけに今回は幾つかパワーアップした箇所がある。まず、男同士の絆みたいなモノが前作より一層熱くなってた。エグジーとハリーの2人の師弟のような関係はもちろんあるとは思ってたんだけども、マーリンが予想以上に良い仕事してくれていた。このあたりは男じゃなくともグッと来てた。そして、ロマンス的な要素。これは「仕事と私どっちが大事なの?(ヒステリック気味な声で)」という感じでよくあるテーマではあるけど、お話を良い具合に盛り上げてくれた要素の一つだった。

変わって良くなった部分とかもあるけども、相変わらずのところもある。イギリス人らしいというか、ステレオタイプなキャラクター達がそんなところか。新キャラもどっかの国の人の偏見によって作られました、というようなのばかりであった。このお話に関しては、そういうキャラクターで問題ないお話だし、むしろ分かりやすくて良かった。キャラクターだけでなく、場所とかもそうだった。いかにも「悪のボスのアジトです」って立地ばかりだったし。

そうそう、この映画見る前に大事なことがあった。前作を見ておくべきだということ、だ。続きものだから見当が付くことだけれども、感動の度合いが全く違うから見ておくべきだった。前作と同じ遣り取りを交わしているのに、成長や関係の変化がよく分かったりとかして堪らない!「成長したな、エグジー!」とか、感動してたもの。前作から登場しているキャラクターが、前作よりも掘り下げられているので、これも前作見ていないと楽しめる度合いがだいぶ変わってしまうのでやはり見ておくべき。

そんな感じで前作見たほうが面白いのは確実なんだけども、見なくてもかなり楽しいのは間違いない。出だしから派手なカーチェイスから始まり、いくつもあるアクションシーンがどれもカッコよくて良いぞ。そこ見てるだけでもとても楽しい。ラストのバトルシーンなんて、スパイグッズを駆使したアクションだけでもすごいのに、どうやって撮ってんだか訳がわからないほどすごいカメラワークで、そこだけ見ててもカッコイイ。

 それと役者さんたちについても書いておかないと。エルトン・ジョンの使い方である。エルトン・ジョンが本人役で出てるのも笑えるんだけども、いかにも口の悪いイギリス人みたいなステレオタイプ代表みたいな使い方してるのがますます笑える。おまけに中毒性の高い方のオクスリでブラック・ジョークのネタ扱いにもされてるし……この映画のこういう所も好きだ。今作ではコリン・ファースは渋くてカッコイイのに、ちょっとカンが鈍ってて上手くいかないってところもまたチャーミングさが上がっていた。エグジー役のタロン・エガートンもちょっと可愛い表情もあるのに、アクションとか決めるシーンはカッコイイしで実に良い。そして、マーリンだよ!マーリン役のマーク・ストロングだよ!今回はマーリンというキャラクターが掘り下げれていた事もあって、表情が増えただけでなくて、あの美声である!その辺に感化されまくって、もう帰りの車の中でカントリー・ロード歌うしかなくなるし、他の出演作品を調べたくなるじゃないか。そういうわけでこれから、マーク・ストロングが出てる映画とかについて調べるので、感想はここまでだ。

とにかく、キングスマンは面白いぞ!

 

ところで、敵の残忍さとかヤバさの演出に「伯邑考」するのって万国共通なの?

さんざん楽しみにしていた封神演義のアニメを見逃した件について

ちょっと前に、『封神演義』がアニメ化を喜んでて珍妙な映画を見てしまったりして、そこそこそこはしゃいでいたというのに、先日の第一話を見逃してしまった。悔しいし、どうしてこうなった!ということで考えてみる。

放映時間が夜遅い

うちで映るのBS-11だけなのよ。そしたら金曜の深夜だから夜更かししても良いような気もするんだけども、今の仕事たまに土曜出勤があるんだよ!1クールの間だけでも何度土曜日出勤があると思っているんだ!

そんな時間に起きてたら絶対翌日に差し支えるじゃない!録画したら良いじゃない?とかそんな問題じゃないんだ。てか、録画するとしたら、今使ってるTVハードディスクレコーダー対応してないから、テレビ買い換えるところから初めなきゃいけないんだ。

有料でもいいから配信があると思ってた

abemaTV優先とか何それ?お布施なら喜んで納めるから他でも配信して!

無料なのは良いんだけども、なんかあの画面ごちゃごちゃしてとても使いにくかったんだ。そんなくらいならお金払ってるいつものサービス使いたいんだ。見たい作品なので、さらにポイントとか必要だったとしても喜んで使うしなんだったら追加のポイント購入したかった!今だと割りとそう言うのよくあるじゃない。最新話はポイントか課金が必要っての。

 

あー、悲しいし虚しい。仕方がないので、これは明日の天気が良ければ映画館にでも言って憂さ晴らしするしか無いな。とか思うんだけども、こんな時期だし天気が良くても道が悪いだろうし、で。あー!もう!やンなっちゃう。

また瀬戸康史がちょんまげで料理作るぞ!/『ブシメシ!2』第1話

待ってました!超楽しみにしてました! 

www.nhk.or.jp

1も楽しいドラマだったが、2期も楽しいそうだぞ!

さて、前作は大概時代劇らしからぬサブタイトルだったが、今回は『おでんにシチュウにムチュウ』と、やはりそんな感じ。きっと、今シーズンも最後までそんな感じの楽しいサブタイトルなんだろう。

殿に褒められて評判になっちゃったもんだから、食通として名が知られてしまった判四郎さん。人気になって天狗になって、都会もとい江戸の絵の具に染まって、誰だこいつ?おまけに変な出世欲も出ちゃって、そろそろ鼻へし折られるかなぁと思ってたら、がっつりへし折られていた。だって前シーズンの叔父上がしゃしゃってたときに流れるBGMが流れてたもの、それもそうなるよね。

そして、鼻が折られたので「おれはしょうきにもどった!」伴四郎さん。俺達のよく知る伴四郎さんで、期待していたドラマに戻ったぞ。相変わらずよく食べよく泣く人であるし、ドラマの雰囲気お相変わらずな感じで、良いところが変わってないようなので正直ほっとした。

今回のお話の大きな流れの中心になりそうなのがご世継ぎの清之助様。前シーズンから名前は出てたけど、クソ生意気な若造かしら?とか思ってたら、いろんなプレッシャーに参ってた、寂しい少年であった。しんみりするじゃないの、まったくもう。そういう話大好きです!

それはそうと、若が中間姿になると、殿のおじさん中間とは違って生足披露して、若さが眩しいですね。来週も楽しみだ。