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やっぱり真田は智謀が高い/『風林火山』第十話

無謀な上司のフォローってしんどいよね、な第十話。

晴信がいよいよ動き出すにあたり、家臣たちの思惑も動き出そうというのに、我らが主人公はといえば鬱々して自棄っぱちになっている。真田ファミリーとの再開からして、5年近くもくすぶってたとか、よくもまぁ長い間も牢人と言う名の無職が出来たものだなぁと、変な感心すらしてしまう。まぁ、大局が見えて、役目もあたえられて、希望も見えてきたようだし、来週からはちゃんと主人公に復帰するんだろう。

そう、今回もやっぱり晴信が主人公回だったのだ。信虎追放に向けてちゃんと根回し溶かしてるあたり、こいつはちゃんと政治ができるんだなと思うと、やはり勘助の戦いの舞台やスケールの小ささがよくわかる。

そしてよくわかると言えば、真田のいい上司っぷり。武田が家臣たちが上司のお守り、もといフォローに苦心していのに対して、部下を気遣うとかちゃんと上司してる。こういう余裕があるあたり、やっぱり真田は智謀が高い。

ところで、今回から武田三国一の弟信繁が元服してたのが、突然のように感じた。多分、これ主人公が5年間もニートしてたせいだぞ。もうちょっといい感じに時の流れがわかる方法法がなかったもんか。私が真面目に見てなかったせいなのか。