さけるチーズって美味しいよね/ハンガリー舞曲第1番
「癒やし」とかなんか言われることが多いような気がするクラシック。まぁ、疲れた時いゆったりとしたクラシックを書けることもあるので間違いはないと思うけども、そう言う目的に向かない曲もあるわけで。
気ぜわしい時に落ち着きたいと思ってうっかりかけようものなら、余計気ぜわしくなって疲れたりするわけで。
今、お気に入りの曲だからってかけたはい良いけど少し後悔している。
Dudamel & GSO - Brahms Hungarian Dance No. 1
ほーら、なんだか落ち着かない。ピアノ版だともっと落ち着かないかもしれない。
ブラームスのハンガリー舞曲の第一番。好きな曲なんで、定期的に聴きたくなるけど、疲れてる時に聞くと余計疲れる。ピアノの発表会にやらされたので、練習の思い出とかとリンクしてしまうのもダメなのかもしれない。
さけるチーズで有名なやつは第五番なんだけども、あれも気ぜわしい。全部で21あるので数曲は(比較的)落ち着いて聞けるものもあるけども、どれも忙しない曲ばかりで、実際に踊るのに向いてなさすぎる。
ついでにこの曲、曲調も落ち着かないけれども、ブラームスがこの曲について裁判を起こされたりしているのでエピソードもなんだか落ち着かない。ブラームスのエピソードについては、師匠の妻で未亡人となったクララとの間に何かあったのかなかったのかを考えるのが一番の楽しい味わい方だと思う。