「もうちょっと」は一日一回まで

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「おのれ、夏の終わりのカブトムシ!」/『谷山浩子/素晴らしき紅マグロの世界』

たまたまラジオで耳にして、「何というタイトルの曲だ」と思うも、「『アタゴオル』なら致し方無し」という気分になったんですよ。


素晴らしき紅マグロの世界

 2006年の映画『アタゴオルは猫の森』に使われた音楽だそうで、アタゴオルにはぴったり。おまけになんだかクセになるので、コレ聴いて以来頭ん中で紅マグロが回遊し続けちゃってんだけども、どうしよう。そしてPVもなんだか中毒性が高い。紙芝居みたいなのに、あの動きがやはりこれまたクセになる。欲を言えばヒデヨシ以外にも、テンプラとか唐揚げ丸とか劇中でも楽器を演奏しているキャラクターがいたらもっと嬉しかったな。

映画ももう12年ほど前で、漫画も本屋さんで平積みになってるイメージがないんだけども、90年台後半前後にシチューのCMのアニメーションにも起用されていたし、作者・ますむらひろし先生の絵はアニメ映画『銀河鉄道の夜』で見たことがある人もいるだろうな。数ある『銀河鉄道の夜』のアニメだけども、ますむらひろし先生が関わってるのは登場人物が猫のもの。ジョヴァンニかカンパネルラのどちらかが青い猫のアレだから、ちょっと古いかもしれない。

そうそう初めて読んだのは小学生ぐらいだったんだけども、テマリちゃんが天パなのに髪型が可愛い仕上がりだったので、二次元とはいえめちゃくちゃ羨ましかったの覚えてる。アタゴオルは女の子が誰もが可愛かった。