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SF初段、とは/『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』

男の娘とは時代を先取ってるなぁ。

劇場版第3作、リアルタイムでCMとか見たような見てないような、何かしらテレビでみた覚えがあるけども、低学年ぐらいだったからかうろ覚え。とはいえ、この映画に出てくる「おねいさん」が、自分が子供の頃でテレビで見たり頭の中にあった「おねいさん」そのものなのが、時代を感じる。

チャンバラもあるし時代劇っぽいような気がするけども、これはSFである。クレヨンしんちゃんの映画だけども、愛と友情と言った要素は少なく、どちらかと言うと勇気を推したようなお話なので、これは深く考えずに楽しむのが良いような映画と思う。それはそうと、和風っぽい音楽とか、敵の格好とか、なんだか『がんばれゴエモン』シリーズを思い出すな。

さすが、クレヨンしんちゃんの映画だけあって随所の良く出来てる。やっぱり、映像はチャンバラとかメカの動きがキレッキレでカッコイイ。いや、ほんと動きが良い。お話もただ面白おかしいいだでなくて、SFとして時の流れの設定がちゃんとしてる。時代劇としてはというと、春日城の立地とかが、ちゃんとしているかと思ったけれども、街道とかの時代考証が適当かなぁ。比較対象が実はすごい時代考証で有名な『嵐を呼ぶアパレ!戦国大合戦』となると、SF要素が多いとどうしてもそうなるか。しかし、言葉遣いは結構こってるなぁ。