「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

他のシリーズも聞かねば/『大野雄二トリオ/LUPIN THE THIRD「JAZZ」』

ルパンはジャズが一番似合うよね。 

LUPIN THE THIRD 「JAZZ」

LUPIN THE THIRD 「JAZZ」

 

 日本語だしそんなにライナーノーツ必要ないかと思いamazonのデジタルで購入したけども、正直失敗だった。途中から、やっぱりライナーノーツ読みたい!という衝動と戦う羽目になってしまった。

カリオストロの城』バージョンのOPみたいに、シロフォンの音が響きまくって、ブラスがたくさん派手な奴!というのを期待したのだけども、全く違った。これはしっとり系のジャズである。その辺は、そもそもアーティスト名がトリオである所からしてある程度察しなければならない所だった。トリオでの派手には限界がある!

とはいえ、曲自体は文句ない。『ルパン三世』の劇中で使われている音楽だし、それを作曲者ご本人がアレンジしてるんだから良い仕上がりならないはずがない。アレンジだけでなくてピアノを始めとした演奏も良いな。この手のジャズの演奏で良いやつはどんどん心地よくなりすぎて気づけば寝てしまう。

「ならないはずがない」となるといくら出来が良くても、今度は面白みがなくなってくることもあるけれども、そんなことはない。#5 Zenigata March なんかが特にそうだと思うんだ。銭形警部のテーマを見事にしっとり系に変えているというのに、銭形警部がヘマをやらかした時のちょっと短調でしっとりしたようなアレンジが頭に浮かばないのでもの。