「兵は詭道なり」/『風林火山』第四話
何度聞いてもOPかっこよすぎる、そんな第四話。
大体、
・勘助、武田というか板垣さんちにリクルートの巻
・勘助、駿河に単身赴任 の巻
・花倉の乱、そろそろはじまるよー!の巻
みたいな回。
ざっくりとしているけれども、ちゃんと骨太なお話でなかなか良いのだ。ただ、私の感心がどうでもいいところにしか向かないと言うだけで。
そんなお話の大筋とは関係ないのに気になっちゃ事といえば、まずはお館様こと信虎パッパの暴君ムーブメントが殷紂にも負けないレベルだったのは予想以上だったこと。ただの妊婦殺しではなくてそのお腹を割くとか、亡国最後の暗君のテンプレ行動だし。
次にチャンバラシーン、左手をあまり使えずに右手一本でそこそこしのげる勘助すげぇな。鍛えた武士が両手で握る剣が相手だと、圧倒的に力が劣るだろうに。まぁ、チャンバラなのでムツカシイことは考えってはいけない。
それと亀治郎・信玄の喋り方が、なんだか時代劇ともなんとも違うような気がして、前回あたりからなんだか落ち着かない。ドラマ慣れしてない頃だったのかしら?それはともかくして、まだまだ信玄こと晴信君がきれいな晴信君なので、これにも実に違和感。やはりね、詭道だなんだ使って同盟反故も上等な信玄のほうが実に信玄だと思う。