「もうちょっと」は一日一回まで

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ほんとにグッドルッキングガイって言ってる!/『紳士は金髪がお好き』

「男なんてどいつも変わりないの。大事なのはお財布の厚み!」って言えたらスゴイ。

紳士は金髪がお好き [DVD] FRT-176

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古典を見るというのも大事だよねて、ことで見てみたのだ。

初っ端からOPの「リトルロックから来た娘」から「男はお金!」て高らかに歌っちゃうとか、この映画すごいな。こんな歌詞、男性は書かないだろうなとか思ってたら、この映画の元になったミュージカルの原作小説の作者は女性なのか。納得。「ダイヤモンドは女の大親友」とかも、こんなの男が書いてたら書きながら落ち込むんじゃ?とか思ったけれども女性なら書けるわ。

「男はお金!」というマリリン・モンロー演じる主人公・ローレライと、「男は顔!」というジェーン・ラッセル演じるドロシー。どちらも恋人に備わってたら嬉しいけども、堂々と言うには憚られるような好みを、それぞれ二人とも堂々と言えるとか愉快痛快!男絡みでヤなことあった時に見たら気持ちよかっただろうな!

役者さんとか演技に関することについては、マリリン・モンローがこんなに可愛い人だとは思わんかった。動きの一つ一つも可愛いらしいし、歌声も可愛らしい!吹替で気軽に見て楽しいコメディだけども字幕で見て、ちゃんとマリリンの歌声聞いたほうが良い。これは声も含めてマリリン・モンローの素晴らしさを味わわないともったいない!

マリリン・モンローも素敵だけども、ジェーン・ラッセルの姉御肌な感じとかも素敵。ローレライのお姉さん分としての振る舞いも良いけども、ローレライに成り代わって法廷に立つ場面とか見てて楽しい!これは他の映画も見るしか無いな!という気分。ミュージカルパートのちょっとハスキーな歌声も良い。歌も上手いし、コメディエンヌとしての演技も上手いとか…もはや古典なのだからもっと早くに見とけばよかった。

歌詞だのマリリン・モンローの可愛さだのなんだの衝撃だったけども、何より驚いたのが、ハンサム・美女だというのに「グッドルッキング」という言葉を使っているということ!この言葉、叶姉妹専用の言葉だったと思ってた。

しっかし、ラストに使われてたのがOPでもあると同時にローエングリンの「結婚行進曲」で「ダイヤモンドは女の大親友」で占めるとか、ほんとひどいのが良いね(*゚∀゚)