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叔父上の調略教室はっじまるよー/『真田丸』第8話

見逃したブシメシまとめて見ようと思ったら、なんかうまく行かなくてふてくされてたらこんなに時間がたってただと!?

そんな風に凹むくらいなら気を取り直して、真田丸を見直すのだ。どこもかしこも狸の化かし合いな第8話。化けの皮として被るのは、女子力だったり戦国武将の看板だったりとか色々だ。

上杉に付くとか言っておきながらの北条への手土産づくりに勤しむ真田パパ。物理でなくて、弟の真田信尹叔父上を差し向けて春日信達を調略するあたり、実に戦国武将である。そして、調略した春日さんの武将としては良くても人としても最低の扱いとか、ほんと戦国武将だ、というか、マジ真田安房守。

そんな真田安房守の弟だけあって、真田信尹もしゃあしゃあと抜かすわ。そんな汚い大人たちの手によって大人の階段登らされた信繁さんに上杉景勝公の言葉が随分と染みそうなのがよく分かる。

しっかし、説得と見せかけて、良い具合に春日さんの置かれた状況を説明させているあたりも、この脚本が実に上手いと思うしか無い。その中に適度なコミカルさと、マンガみたいなキャラのたった登場人物の描き方といい、やっぱり真田丸は面白いなぁ。