「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

マジあの病人芸最高/『真田丸』第7話

おこうさんの病人芸はいつ見ても面白いなー。何度見てもそう思う第7話。

滝川郡と北条軍がぶつかりあったのが、6月18日と聞いてまぁびっくり。本能寺の変からの流れが怒涛の流れすぎてひどいな!そりゃぁ、近畿東海から離れた真田が翻弄されるのも仕方がない。そんでもって、真田の究極のどっち付かずで、そのうち徳川が介入してくるんだと思ったら、そりゃぁ天正壬午の乱はカオスですわ。

息吐くように嘘を付く昌幸はいつものことながらも舌好調であるし。戦国の女子として人質とされながらも泰然としているおとりさんも、実にさすがというべきか。この回も真田の面子は絶好調である。

真田一族ではないものの、主家の大刀自であるおとりさんと主君の一族である矢沢Jrに大きな態度を取れるきりちゃんも良いキャラである。まぁ、どのキャラも一瞬の出番でどのような人か分かるようなシーンが多かったので、まだまだ序盤なんだなぁ。リアルタイムはとてもワクワクして見てたたなぁ。

今回レギュラー真田の面子よりも印象強かったのが、木曽義昌。如何にも山賊の親分みたいなかんじで来たかと思えば、おとりさんに忠犬のごとく尻尾を振ってよってくるとか、そのギャップずるいんですけど。

そして、主人公の信繁さんであるよ。歴史にパッとした形で名が残っていないのを良いことに、美味しい場面に潜り込み主人公らしい言動をしながらも、これがまったく成功しない。助けに行った祖母に逆に助けられるとか、かっこがつかないどころか面目丸つぶれである。そういう所、残酷なまでに徹底してるよなぁ。