「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

「貴方達に不幸は似合いません」/『 映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』

みさえのボトムスの形にほんのちょっと時代を感じる。 

amazon利用して鑑賞。amazonは映画のクレヨンしんちゃんが充実してるのでありがたい。

数あるクレヨンしんちゃんの映画でも特に有名なのでは?お話が良く出来ているということはもちろん、草彅剛主演の実写リメイクされたということもある。良いストーリーだからこそ、リメイクするに至ったのだろうけども。

お話についてはとても有名だろうから割愛。以前見た『雲黒斎の野望』とは違って、こちらはちゃんと時代劇でもあるし、単純なハッピーエンドでもない。冷静に考えると、これ子供向けなの?とか頭を一瞬よぎってしまうが、クレしんである以上子供向けに違いない。いや、子供向けの映画である以上、保護者はついてくるものだから、大人でも見ごたえのあるお話というのは正解なのか?まぁ、子供の頃から色んなお話に触れるのは悪くはないしやはりコレも良いのか?

子供がしんちゃん目線で見ると、昔の世界を舞台にした冒険だけども、これ大人になってから見るとまた目線が違うな。大人からの視点とかは、実写映画だと膨らまされてたような気もする。更に話が分かってるからしんのすけの言動の一つ一つや廉姫達の言葉がしんどいというか、涙腺に来る。しかも何度でも涙腺に来るとか、コレは何度見ても良いものだ。そして、何度見ても良いってことは名作に違いない。少なくとも私にはそう。

ストーリー以外にも、この映画はよく出来ているとじんわりと有名なのが時代考証。確かに不揃いな形した田んぼとか投石とか、ちょっと知恵つけてみると良く出来てるなと思う。5歳で字を書けることに感心することとか、ほんとに細かいかと思ったけども、今の時代でも小学生になってからちゃんとひらがなから教わることを考えたらとりわけ珍しくはないか。横書き・縦書きについては面白い違いかもしれないが。

それはそうと、野伏の中の人が雨上がりの2人だったことにちょっと驚く。 意外というか、邪魔してないというか、「このキャラだけ喋り方が違う世界だ」みたいな感じの違和感がなかったので悪くない。まぁ、出番というかセリフの少なさのせいか良いとも思わなかったけども。