「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

ここでも出るか、山本勘助/『塚原卜伝』第5話

図星って心に刺さるよね。

もう、大内さんちの子になっちゃったほうが幸せだよ!な、第5話。

辻斬りと対決したり、あくまで人斬りの技である剣技を極めたその先に何があるのか考えたりしていて大変そう。悩める内は大丈夫大丈夫。

新右衛門さんがそんなことに悩むのも、着実に剣鬼への修羅道を歩みつつあるからだろうなという場面がたっぷり。周りに辻斬りかと疑われたり、気迫だけで挑戦者を追い払ったり、着実に戦闘狂から剣鬼としてステップアップしている。あくまで鹿島の神から授かった剣であるという誇りがなければとっくに踏み外していたのだろうな。

そうそう、挑戦者との試合、あっけなさすぎるというか正直描写が雑のような気が。技が出る前に気迫だけで勝つ負けるというのはよく分かるけれども、早すぎるというかもうちょっとそういう鬼気迫る様子を描く演出はあったのではないかという気もする。

あと、このお話のチャンバラ、武芸者ごとに様々な武器を使っているのは良いよねぇ。剣対剣のチャンバラもカッコイイけど、槍術も棒術もカッコイイので良いわぁ。