「もうちょっと」は一日一回まで

浅い感想とか愚痴とか垂れ流してる

ナゾラーはないよな/『バットマン・フォーエヴァー』

そーいや、これもティム・バートン監督作品なのか。

 字幕で鑑賞。バットマンはなぜか定期的に見てしまう。色々アメコミも手を広げたいんだけどなも、なぜにどうしてバットマンばかり。まぁ、バットマン好きだし仕方がないね。

バットマンシリーズというかアメコミなので基本的なストーリーと設定を把握しておけば問題なく楽しめると思うんだ。基本的なストーリーとしては、両親を犯罪者に殺されてトラウマ持ちのハンサム大富豪ブルース・ウェイン、彼は夜な夜な金に物言わせたパワードスーツを着込み、やはり金に言わせた道具を駆使し、ボンボンの道楽と見せて身につけた体術を武器に、犯罪者退治に勤しむのだ!!というところか。他に押さえておきたい設定としては、バットマンは人を殺さない主義、両親を失ったトラウマのせいか恋人作ったり養子を取ってみても心の闇だかでうまく行かなかったり、大体敵は精神にどこか異常を抱いていてちょっとしたスーパーパワーを手にした連中である、ということを押さえておけば問題ないと思うんだ。

他の、キャラクターもなんとなく設定を押さえといたほうがより楽しめるかなぁ。

まぁ、そう言うアメコミの知識をつけた上で観るとそれはそれで楽しいけども、それだからこそ惜しいなぁと思う点も出るわけだ。例えば、ディック・グレイソンの年齢とかキャラとか。ロビンでなくてナイトウィングの格好しているのなら年齢はそれでいいような気がして許せたけども、ロビンとティム・ロビンの衣装っぽいし、キャラクタというか性格はジェイソン入ってるよなぁ。両親を失った過程はディックだけども、トゥー・フェイスと因縁があるあたりジェイソン。いいとこ取りより、はっきりさせるか両方出してよ!と思うのは自分のオタク気質のせいだなぁ。しかし、ちらっとでも”Night Wing”という単語がでただけでも良いよね。

まぁ、とはいえバットモービルカッコイイし、ゴッサムの造形はカッコイイし、見てて楽しい。バットマンバットモービルを見比べても楽しいよね。そして、アルフレッドも実にアルフレッドしてているのも良いわ。ジョヴァンニとアルフレッドは執事の鏡。

トミー・リー・ジョーンズバットマン役のヴァル・キルマーの次に名前が上がってるとか、この時点で結構なキャリアだったんだろうか。リドラー役がジム・キャリーで、『マスク』の後だということを考えるとそうだろうな。バットマン好きなので、トミー・リー・ジョーンズはBOSSのおじさんではなくて、トゥー・フェイスの人の印象のほうが濃い。ダークナイトで別のハーヴィー・デントがいるとは分かっていても、やっぱりトゥー・フェイスはこの方だ。

女優さん方もおキレイだけれども、まぁヒロインしてるし感想がさほど湧いてこない。やっぱりバットマンに登場するのだから、ヴィランでキャラの濃さが欲しいかな。トゥー・フェイスの側にいるガールズも見た目は濃くても言動はあまり濃くなかったしなぁ。

 

どうでもいいけど、今までになく長いぞ!もっぱら映画というよりはバットマンについてばかりの気がするけども。