「もうちょっと」は一日一回まで

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ロシアと言えばスパイです/『ダブル・ミッション』

吹替のジャッキーを見なくてはならかったのだ。 

 原題は『The Spy Next Door』という、何でやっぱり何でこういうタイトルになったんだろうな?という感じ。なんだろう、原題は「お隣さんはスパイ」ぐらいな意味合いのような気がする。

お話としては、シングルマザーのジリアンとの結婚を機にジャッキー演じるCIAのスパイのボブは仕事を引退しようとしていたのだが、ジリアンが怪我した父親の看病のために家を開ける間子どもたちの面倒を見ることになる。しかし、打ち明けようと頑張るものの子どもたちに翻弄されまくり、その子どもたちのお陰で国家規模の陰謀に巻き込まれたりしてジャッキーがジャッキーする映画。

スパイアクション映画というよりも、恋人の子どもたちの父親になるために悪戦苦闘するホームコメディ映画の顔が強めである。ホームコメディ映画にスパイアクションのエッセンスがちょっと加えられているというカンジ。

しかし、ちゃんとスパイグッズも登場するし、動きも派手だし楽しいし、ちゃんとスパイ映画している。いや、スパイ映画っていうか、ジャッキーが楽しいおじさんを演じてたらそれはまた別のジャンルのような気がするけど。

吹替でジャッキー見ると、銀魂のドラゴン隊長って実に豪華なパロディだったんだなぁとよく分かる。銀魂のほうはジャッキー3割増しで少々濃かったけども。くどい喋り方というか訛のコミカルな雰囲気とかが分かりやすいので吹替もなかなか良いもんだ。

しかし、お決まりのNG集まで吹き替えなきゃいけないというのも大変だな。やってて楽しそうだけども。