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人は見た目というか人相なのか/『風林火山』第十五話

前回の調略の効果はどうかな?な第十五話。

世知辛い大名家の当主の宿命と、嫁ぎ先の妹の心配とかが伸し掛かる、晴信くんの大名デビュー戦・諏訪攻めの始まりである。今後も当主としてバッチリ決めていきたいのなら、しっかりと成果を上げておきたい所だよな。

男性が戦という名の政治を行う影で、振り回される女性たちの哀しさが前回あたりからジワジワときていたけれども、今回は特に色濃い。特に禰々御寮人が我が子が生まれたばかりだというのに、婚家と実家の板挟みで実にしんどそうである。三条夫人もお北の方もやるせない感じがこれまた辛そう。

それはそうと、男性陣だ。教来石さん、しっかり敵軍の恐怖を煽ったりと間諜として優秀かとおもったけども、そんなことなかった。むしろ詰め甘くて足を引っ張ってるじゃないか。忍者に定評がある武田らしく本職を使えばよかったのに、と思わんでもない。

そして、最後の最後に主人公がひどくディスられる。見た目が第一印象の殆ど持ってくから、わからんでもないけどもそこまで言うか、とか思ってたけど見事な悪人面だった。真田丸で見事なラスボスを演じるだけあるなぁ、内野サン。