BGMだけじゃもったいない/『天使にラブソングを』
こないだうっかりラジオで「ウーピー・ゴールドバーグ特集」と銘打った「『天使にラブソングを』のBGM特集」を聞いてしまったので久しぶりに見てたんですよ。
よく分かってないだけかもしれないけども、あのラジオは良かったけれども『天使にラブソングを』以外のウーピー・ゴールドバーグの歌がなかったと思うんですよ。
聖歌隊が歌うゴスペルが見どころといえば見どころだけども、これはウーピー・ゴールドバーグとかマギー・スミスを鑑賞する映画としても実に良い。マギー・スミスはいつ見ても美女だなぁ、としみじみするしかない。ウーピー・ゴールドバーグのお顔というか動きというかそういうのを見ていても面白い。
他に大勢登場する尼さんたちも皆さん可愛いおばあちゃま達なので、可愛いおばあちゃま達を愛でる映画としても優秀。おばあちゃまじゃない尼さんたちもチャーミングなので、それも良い。デロリスと尼さんたちが打ち解けて、こっそりアイスクリームを食べる場面とかもほんとにチャーミングすぎて……全て可愛い。ほんと可愛い。
日本で言う「坊主殺すと祟られるぞ」みたいなノリで迫るシスターたちとかもほんと可愛いし面白いし、「坊主はなんとなく傷つけられない」とかそういうノリのギャングたちとかも面白いし、コメディ部分とかもホント好き。追っかけっこの場面とかもいちいちコミカルだし面白いし好き。
しっかし、自分たちが傷つけられにくい存在だからってグイグイ行くとかほんっと質悪いなぁ。いいぞもっとやれ。
